となりは何を読む人ぞ

起業家、専門家、マニアなど気になる人の読んでいる本を紹介しています。

ライフコーディネイター井上 舞さんのココロを強く育むオススメ本!

気になるあの人の読んでいる本が知りたい!

今回の気になる人はライフコーディネイター井上舞さんです!

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井上さんは現在3人の子育て真っただ中のママ。

起業のきっかけは第3子出産後の生活でした。

産後、引っ越しのため今までの仕事を手放し専業主婦になった井上さんは、お金を稼げない自分への無力感で自己肯定感を一気に失ってしまいました。

本来の自分を取り戻した時に、同じような思いに悩むママの力になりたいと立ち上がりMaiRootsを設立しました。

 

ameblo.jpそんな、女性ひとりひとりに寄り添うライフコーディネイター井上さんにオススメの本を紹介してもらいました!

 

■キセキ 今日ママに会いに行くよ

キセキ 今日ママに会いにいくよ

キセキ 今日ママに会いにいくよ

第1子の出産を通じて感じた“気持ちいい”感動体験を、わかりやすい言葉と色鮮やかなイラストで展開。普段であれば、痛みと苦痛を主に描かれる陣痛を、考え方一つで気持ちよさ、幸せ感に!

 

井上さん(以下敬称略):初産の時、この本を読んで挑んだのですが、本当に効果ありました!

こちょ: お産の痛みって壮絶そう……

井上: え? お子さんいらっしゃいますよね?

こちょ:帝王切開だったので そういった経験はないんですよ。拍子抜けするほど楽でしたが、後が大変でした……

井上:お腹切っちゃいますもんね!どんな方法でも命を産むって大変な事ですよね。ママってすごい!

こちょ:でも分娩の痛みって、鼻からスイカでしたっけ? それが楽になるってちょっと想像できない……(笑)

井上:ありましたね鼻からスイカ~(笑) 一種の刷り込みですよね「お産はイタイ」「お産は苦しい」って。

こちょ:そうそう「痛いよ~」って、母や出産経験のある友達に妊娠中 散々脅されました。正直、帝王切開になってラッキーって思ってましたよ(笑)

井上:この本はね、お産に対するネガティブな思い込みを「お産って気持ちいい~!!」ってポジティブに書き替えてくれるんです。

こちょ:そんなメンタル面だけで物理的な痛みが消えるもんですか??

井上:そりゃあ痛みが全くなくなるってことはないですよ?でも、変な恐怖心が無かったので、落ち着いて自分と赤ちゃんの状態を内観することができたんです。

こちょ:内観?

井上:そうですね~……例えば助産師さんが「いきんで~!」って言っても、「あ、今は私も赤ちゃんも いきむ状態じゃない」って分かるんです。赤ちゃんがタイミングを教えてくれたので、それに合わせて出産した感じです。

こちょ:助産師さんガン無視出産(笑) 

井上:結果的にはね(笑) でも、この体験を通してお産だけじゃなくて、世間一般で言うツライ状況も思い込みの場合があるんだなって思いました。全ての状況は自分次第だなと。

こちょ:自分次第か~!メンタルって大事!

キセキ 今日ママに会いにいくよ

キセキ 今日ママに会いにいくよ

 

  

■子どもの「脳」は肌にある

子供の「脳」は肌にある (光文社新書)

子供の「脳」は肌にある

多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」を育てるには何をどうしたらよいのか分かりにくい。身体心理学者である著者は、子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。


井上:そんなポジティブな初産を体験したにもかかわらず、二度目、三度目の出産は非情に辛いものになりました……

こちょ:え? 普通は初産が一番苦しそうなのですが?

井上:そうなんですよ(笑) でも、その時は慣れない育児に加え、働きたいのに働けない状況で社会的な無力感とかいろいろあって……とにかく、まともな精神状態じゃなかったんです。

こちょ:初回と違ってメンタルが万全ではなかったんですね。

 
井上:子どもにやさしくなれなくて、自分もイライラして何が何だかわからなかったんです。

こちょ:うう、分かりすぎる……

井上:打開策としていろんな育児書やネット情報を読んでも落ち込むことしか書いてないし……

こちょ:情報がありすぎるのも困りものですよね。比べて劣等感しか生まれない場合もありますよね。

井上:もう自己肯定感なんて皆無ですよ(笑) そんなときに、ベビーヨガセラピーを習って子どもにしてみたところ、涙が出てきて……足りなかったのはコレだったんだと。育児書熟読するんじゃなくて、この子たちに触ってコミュニケーションをとるだけで良かったんだと。

こちょ:赤ちゃんにとっては触れることもコミュニケーションのひとつなんですね。

井上:そうそう!それからベビーヨガマッサージというものに興味を持って、この本と出会ったんです。人間が胎内で成長するとき、脳と皮膚は同じ部位から分化していくそうで、赤ちゃんにとっては皮膚=脳に近い感覚。皮膚の感覚を通してママから愛情をもらっていると感じるそうなのですが……逆に私も子どもに触れることで癒しをもらっているんだなと。

こちょ:幸せの循環ですね。

井上:この経験をきっかけに赤ちゃんと一緒にできる、赤ちゃんがいるからできる仕事をしたいと考えるようになりました!

子供の「脳」は肌にある (光文社新書)

子供の「脳」は肌にある (光文社新書)

 

 

■あなた何様?

あなた何様?

あなた何様?

「悩みって、こう生まれたんだよ」相談者たち3万人以上の「上手くいかない人生どうしたらいいんですかストーリー」に向き合いながら、ナリが見つけた「心の法則」。

 

井上:メンタルボロボロの時にタッチケアをしながら、様々な心理学にも手を出していて……。いろんな心理学を読んだ中で一番とっつきやすかったのがこれでした。

こちょ:帯タイトルの「安物のフリしてるんじゃねぇ」ってキツイけど極上の言葉(笑) 好きです(笑)

井上:読みやすい本ですよ(笑) 心理学の本としてはクセがなくて万人受けする内容なので、よく生徒さんに貸してます。こないだはダイエットコースの方に貸しましたよ。

こちょ:ダイエット?効くんですか??

井上:私のダイエットコースは運動とメンタルの両方からアプローチするんですよ。

こちょ:?

井上:例えばチョコがやめられないとします。そんな時、なぜチョコが食べたいのか。なぜ自分はチョコを選んだのか。その気持ちはどこから来るのか。徹底的に自分に問うてもらうんです。

こちょ:!!

井上:そうすると、チョコがやめられないというのが問題ではなく、もっと本質的な問題に触れられるんです。「さみしい」とか「満たされたい」とか。

こちょ:なるほど、表面の問題を一時的に取り繕っても、「さみしい」まんまじゃまた食べて満たされようとしちゃうんですね。

井上:そうなんです。自分の本当の声を聴けば、思考のクセが分かってきて、コントロールができるんですよ。感情的になって家族に当らずに済んだり、本当の自分の幸せに気づけたりします。

こちょ:世間一般で言う幸せが自分にとっての幸せとは限らないんですね。

井上:そうです!大事なのは「自分」の思考や感覚です!それを引き出すために、その人に合ったセッションを提供するして成長する姿を見るのが何より楽しいんです。

あなた何様?

あなた何様?

 

 

会話の端々に知識の深さや芯の強さ、そして やさしさや思いやりが溢れる井上さん。

彼女が主宰する「Mai Roots(マイルーツ)」では、産前産後で疲れた体とココロのトータルケアを行っています。

その方法は、ヨガやコーチング、そしてホロスコープなど多岐にわたりますが、井上さんが大切にしているのは「ママでも妻でもなく、自分らしく生きる力をつける」こと。

様々なセッションを通して、生徒さんたちが気づかないまま失っていた本来の自分の「感覚」「価値基準」「やりたいこと」を再び呼び覚まします。

見せかけではない本当に幸せな人生を見つける お手伝いをするライフコーディネイター井上さんに、これからも注目が集まりそうです。

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