ひとことで言うと不思議な人…だけど?セラピストさざき りえ さんの芯が詰まったオススメ本!!
気になるあの人の読んでいる本が知りたい!
今回の気になる人はスリープケアリフレクソロジストの さざき りえ さんです。
自他ともに認める健康オタクのさざきさんが、健康に目覚めたのは出産後の乳腺炎。
それをきっかけに食事の内容に気をつけるようになりました。が、その後も2人目の子供がなかなか授からないことや、ご主人の体調不調などを、ひとつひとつ改善しようとしていくうちに健康オタクの道へ。
色々と試しているうちに、体調不良の多くは睡眠不足とストレス、心の在り方からくるのではと、日本快眠協会認定スリープケアリフレクソロジストの資格を取得。
エステティシャン経験で培ったリンパデトックスと、足裏快眠リフレクソロジーを組み合わせ、足裏快眠&リンパサロン『My☆Space』を開業しました。
そんなさざきさんのオススメの本を紹介していきます!
■神様とのおしゃべり
「幸せ」ってなに? 誰も知らないその答えが、ここに。大人気自己啓発ブロガーによる待望の初著書。人生の価値観がぐるりと変わる実用エンタメ小説。
さざきさん(以下敬称略):この本、私読んだことないんですがオススメです~
こちょ:……読んでない?まったく?
さざき:まったく(笑)。この著者さとうみつろうさんのブログを少し読んだことがあるのですが、私も似たような経験をしていたのですごくリンクして……。
さとうみつろうオフィシャルブログ「笑えるスピリチュアル」Powered by Ameba
さざき:この本に書いてあるようなことは、だいたい分かっちゃうので、確認のために持っている本です。ダメ?
こちょ:今まで、いろんな方に聞いてきましたが、まったく手を付けていない本をオススメされるのは初めてです(笑) でもおもしろいからOKです(笑)
さざき:よかった~(笑) 私、23歳の時にストレスで倒れたことがあって……
こちょ:え? ストレスって心因的な? いきなりヘビーなんですけど!?
さざき:そうなんです。で、その時、走馬灯のように過去が頭の中でリプレイされて……
こちょ:ちょっとした臨死体験じゃないですか!!
さざき:そうそう、死んだかと思った(笑) でね、その走馬灯の最後に頭の中に突き刺さるように言葉が降ってきたんです。「全ての出会いや出来事に感謝」「幸せになるために生まれてきた」「幸せに気づくために生きてる」とか色々。
こちょ:脳内に直接……
さざき:著者のさとうさんは瞑想で守護霊さまから色んな言葉を聞いたそうですが、私は臨死体験でした(笑)
こちょ:生きててよかったですね~
さざき:私、それまでの人生で家族との関係が上手くいってなくて、ちょっと人間不信ぽいところがあったので、人にそんな事言われてもピンとこないどころか「何が幸せだ!そんなのキレイごとでしょ?!」ってつっぱねていたと思います。
こちょ:今のキャラはそこで出来たと!
さざき:そうかも~(笑) もうね、脳内で囁かれたら「そっか、人間って幸せなんだ」って思うしかないですよね。私の人生を振り返ると良きも悪くも「思った通り」になってるし……
こちょ:不幸も自分で引き寄せている……みたいな?
さざき:ん~、不幸って言っても、また違うところから見たらそうじゃないって思うんですよね。過去も不幸も思い込みなんですよ。さらに言えば、その時感じた不幸だって、ムダな事ではないと思います。
こちょ:なるほど、その経験があったから手に入れられるものもありますもんね。それが今の幸せがある上での重要なパーツだとしたら、ラッキーなことですね。
さざき:不幸は全部思い込み!人生って幸せだらけなんですよ~
■ハッピーバースデー
実の母親に愛してもらえない11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。生まれかわったあすかがどんな行動を起こすのか。そして、母親の愛は戻って来るのか…リアルな展開に、5頁に一度は、涙が出る物語。
さざき:この本は、普段本を読まない私が読んだ小説で、とにかく母親に愛してもらえない女の子の話です。
こちょ:めっちゃ重い!痛々しいのは苦手~
さざき:大丈夫!最後はちゃんとハッピーエンドだから!!
こちょ:過程でもう心が疲れそうですよ……(泣)
さざき:でもね、この物語の登場人物に起こっていることって、人間なら誰にでも起こりえることなんですよ。
こちょ:?
さざき:登場人物の女の子、お母さん、お父さん、お兄ちゃん、祖父母それぞれの立場やバックグラウンドがあって、お母さんがなぜ女の子に辛く当たってしまうのか、が紐解かれて行くのですが、それって一言でいうと「思い込み」なんですよ。
こちょ:人間の思い込み、コワイ……
さざき:親子関係って思い込みを作りやすい環境でもあるなと。お互いに。
こちょ:あー、それは同意ですね。昔はお母さんが全てにおいて正しいって思ってましたけど、改めて親になって振り返ると、そうではないですもんね。
さざき:そうではないと知りながらも影響は後々まで響きますよね。なんだかんだ、母って嫌いにはなり切れないですよね。褒めてほしいし愛されたいって思っちゃう。
■BASARA
文明が滅びて数百年、暴君に支配されたこの国に生を受けた双子、タタラと更紗。“運命の子供”が駆け抜ける、衝撃のジパング伝説!
さざき:これ、人生のバイブルです!!
こちょ:わー!名作!!高校生の時、回し読みしてた~!!このスケール少女漫画じゃないですよね!!
さざき:そうですよね!展開が早くて主要のキャラクターそれぞれが立ってて、とにかくその人物たちの世界がスゴイんです!!
こちょ:朱里と更紗だけのハナシじゃないですよね。他のキャラクターにもアツい思いや思惑がありますもんね。敵味方かかわらず。
さざき:これ読んでるとね、ほんと人間って一言では尽くせないなと。こっちサイドから見ると正義の味方でも、あっちサイドから見ると憎い敵とか。
こちょ:それを全部ひっくるめて、一人の人間として目の前に対峙されると、もう、どうしていいのか分からないですよね~
さざき:そうなんです!二面性の両方を愛するって大なり小なり難しいと思うんですよね。それをみんな分かってるから、自分を愛してもらうために、作ったり、隠したりしがちですよね。
こちょ:ん? それって結局、自分じゃなくなっちゃいません?
さざき:だから、みんなありのままでいいんですよ。変に取り繕って自分に合わないことをすると疲れちゃうし、自分じゃなくなっちゃうんです。
こちょ:なるほど~! でも、好き勝手やっちゃうと、嫌われたらどうしよって思っちゃいますよね。
さざき:それもあくまで自分の「思い込み」なのかもね~
こちょ:なるほど〜
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独特にポジティブなさざきさん。
あっけらかんとした生き方には密かにファンもいるほど。
しかし、今があるのは、自身が社会的にこうあるべきだと思い込んで選択し、生きてきた結果、重く苦しい思いをしてきたから。
さざきさんは、「べきだ」と思い行動すると自分の人生は歩めない。「したい」と思い行動すると自分の人生を歩める。と言います。
心と体の健康を、幸せを皆に提供「したい」とセラピストになった彼女は物腰柔らかな話し方からは一見分からない芯の強さを感じます。
不思議なさざきさんの魅力と癒しを体験したい方は是非サロンへ行ってみてください!